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クリスティアン・ティーレマン&ミュンヘン・フィルハーモニー東京公演 [音楽]

今週の月曜日、クリスティアン・ティーレマン指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 
東京公演に行きました。

かねてからベートーヴェンの5番を生のオーケストラで聴きたいと思ってました。
めったにない機会だし、どうせならいい席で聴きたいとはりこんで、サントリーホール一階席を
リザーブ。2万円とちょっとしました。いままで払ったなかで一番高いチケット代です。うひゃー。

発表されているこの日のプログラムは

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 (ワディム・レーピン(vl))
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」

です。

さて当日、日も暮れてまず目指すはサントリーホール。
一度行ったことがあるけど、だいぶ前のことでもう詳しい場所はおぼえておらず。
でもまあ赤坂駅で案内板でも見ればなんとか着くだろうと下調べもせず出かけたら、赤坂駅には
サントリーホールへの案内図が・・・ない!
ちょっと焦りつつ、てくてく歩いて溜池山王駅に行き、そこで案内板を見てホールにたどりつきました。
(帰りにわかったことだけど国会議事堂駅からも歩いていけるんですね。うちは千代田線沿線)

協賛の某高級外車がライトアップされたサントリーホールのエントランスを抜け、一階ロビーで
チケットをもぎってもらうと、バーコーナー付近でセレブな方々がわんさかくつろいでおりました。
パンフレット片手に談笑する老紳士とマダム。その横では芸能人と芸能人が握手してたりする。
こんなとこに私のような安い服装の人間がまぎれ込んじゃって、なんとなく居心地が悪いような・・・
いや、よく見れば、くだけたかんじの人もちょろっとはいるんだけど、行きにホールまでの道が
わからずおろおろしたこともあり、すっかり気持ちが負けてしまって。
私のような平民でもチケットさえ買えばこの場にいられるんだ、現代日本に身分制度がなくて
よかった、とかヒネたことを考えつつ席につきました。
もう相当ダメダメっす(´д`;)

しかし、演奏が始まってみればそんなことはどうでもよく。

タンホイザー序曲。
なんでしょう。すごい名曲ですよね。
敬虔であり荘厳。そのあと歓喜と悲しみがきりもみ状に舞い上がる。
心をつかまれました。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲。
予習おこたりました。初めて聴く曲ですすんません。
演奏は良かった。オケもヴァイオリンソロも技量があるなと。
でもなんかいまいち響いてこなかった。

休憩をはさんで5番。
本命きました。泣きそうになった。
有名なジャジャジャジャーンの第一楽章ももちろんいいけど、二楽章のゆるやかでかつ重くくるとこ
とか、三楽章の勇ましくてちょっと怖いとことか、四楽章の華やかで揺さぶられるかんじとかも
たまらない。
なんか表現が小学生低学年なみですが、ほんとこの曲好きです。
そしてこの名曲を、ティーレマン&ミュンヘンフィルはしっかりとたるまずに演奏してくれました。
すばらしく良かったです。
フルートのおじさんとオーボエのおねえさんが素敵で目を奪われちゃいました。
木管楽器っていいな。

楽器のひとつひとつの音がとてもやわらかく、そしてパートごとに音色がきっちり統一されている。
指揮者は各パートを統率し、理性的に、ときには力強くオーケストラをひっぱっていく。
そもそもクラシック超初心者の私の耳で、上手い下手など論じられるわけもないんだけど、
でもこの指揮者がきちんと哲学をもって音楽を作ってるんだなということは感じられました。
見事でした。

実際、生で聴いてみるとCDではわからなかったことだらけで、一瞬一瞬に発見がありました。
音楽はやっぱり生が一番なんだと実感しました。

アンコールでは「ニュルンベルグのマイスタージンガー前奏曲」を演奏。
華やかでスケールが大きく、気持ちよく聴けました。

クラシックの山は高く大きくそびえたち、なかなか登るのに骨が折れるけど、少しずつでも名曲を
聴いていって、また好きな曲ができたらコンサートに足を運びたいです。

ABBEY ROAD [音楽]

「サマーウォーズ」を観た後、六本木のABBEY ROADにやってきました。
ここはビートルズの曲だけを演奏してくれるライブハウスです。

私が生まれる前にはすでに解散してたビートルズ、もちろん本物の演奏を生で聴くことは
かなわないけど、十数年前にロンドンでみたThe Bootleg Beatles(ビートルズのトリビュートバント
としては草分け的存在)のライブがほんと夢みたいに楽しかったんです。
なので、このABBEY ROADにもずっと前から行ってみたいなと思ってました。
かくして、願いかなった8月下旬の木曜日、店への階段を降り、入り口のぶ厚い扉を開けました。

受付にいたのは、黒い背広を着込んだ品の良い男性でした。
飲食代のほかに、ミュージック料(1,900円)とサービス料(15%)がかかりますが、
基本的に閉店まで好きなだけ店にいていいシステムです。
19時半ごろ入店したけど、まだステージは始まってませんでした。ほっ。
テーブルに案内されて、ドリンクとかフードとか頼んで、あとはまったり。
暗い店内にはサラリーマン風もいれば外国観光客風もいる。ひとりで聞きに来てる人もいる。
平日にもかかわらず盛況です。20時ごろにはほぼ満席だったと思います。

で、私らが席についてほどなく、ビートルズのトリビュートバンド、The Parrotsが登場しました。
4人とも日本人です。確実に30代後半いってます。
てくてくとステージにあがって、ギターをかついで・・・
そっからはビートルズワールド炸裂でした。
ベテランらしく、バンドの演奏はとても安定してたし、コーラスも上手だったし。
なにより生音でビートルズ聴けるのがうれしくて。
楽しみました。ノリまくりました(〃∇〃)

1回のステージが30分弱、一晩で4回ステージがあるなか、この日は時間の都合で2回目まで
見て帰りました。
前半だったせいか、赤盤ベストに入ってるような初期の楽曲が多かったです。
明るくて勢いのある、あの頃の曲は盛り上がるわ~。
ステージ3,4回目では後期の曲もやってくれるのかしら。
どっちかっていうと音楽性がより複雑になっていった後期のほうが好きだったりする。
聞いてみたかったな。

The Parrots、日本人だから見た目はしょうがないけど、演奏はとても上手。
終始フレンドリーだったのも良かったです。
来月のTokyo Beatle Conventionも成功するといいですね。

ビートルズはやっぱいい。大好き。


追記:9/1の朝日新聞夕刊にThe Parrotsの記事がでてました。
   バンドの写真よく見たら、衣装とかうちらが行った日のそのまんま。これはもしかして、と。
   だってね、うちらの席の後ろにすっごいカメラかまえたお姉さんがいて、演奏始まるやいなや
   写真撮ってたんです。
   ただのファンてわけでもなさそう。支配人とかバンドリーダーとかすごい丁寧に挨拶してたし。
   どっかの雑誌の取材と思ってたんですが、あのときの写真がな~、まさか朝日に載るとはな~。
   ま、私のなかではそういうことにしとこ(´∀`)

2009東京都交響楽団ニューイヤーコンサート [音楽]

先週1月3日、東京都交響楽団のニューイヤーコンサートに行ってきました。

私が持っているCDといえば一昔前のロックばかりで、ほとんどクラシックには興味がなかったん
ですが、落下の王国を観てからというもの、この映画に使われていた
ベートーヴェン交響曲第七番第二楽章
が延々と頭の中をループし続け、そのあげくカラヤンにカルロス・クライバー、はてにはベートーヴェン
のベストまで買って、何パターンもの七番ばかり聴いてました。
そしたら、東京都交響楽団が七番を演奏してくれると言うじゃないですか!
いそいそチケットをとり、新年早々うきうきと上野の東京都文化会館に向かいました。

2000人以上を収容する大ホールは満員でした。
ニューイヤーコンサートだからでしょうか。和服姿の女性もちらほら見かけます。素敵~。
私達の席は4階の最前列、オーケストラが全て見渡せる位置です。
指揮は大友直人。期待が高まります。

で、開演。
やっぱり、生の演奏は違いますね。良かったです。
楽器の細かい息づかい。指揮者の腕の動き。弦楽器の弓の波。揺れるようなフォルテシモ。
全ての観客が息を詰めるようにしてそれらを見守る。
音楽が生み出されているその場にいることの幸せ。これはCDを聴いているときにはないものです。
七番はテンポがもうちょっと速いほうが私の好みではありましたが・・・まあ、ささいなことです。
ティンパニーが目立ってて、ブラヴォーもらってました。

あと、七番のほかに結婚行進曲と展覧会の絵もやりました。
七番にいれこみすぎて疲れたせいか、展覧会の絵では中盤に集中力が切れてまぶたが落ちそう
になりました(^^;)
が、すぐに生き返ったので、迫力あるラスト部分の演奏はばっちり堪能することができました。

そういえば、何年か前にサントリーホールでブラームスを聴いたときも眠くなったんですよね。
ふだんTVや街角から流れる電子音に慣れた身にはクラシックの音はあまりに心地よいがため、
眠気をもよおしてしまうものなのだ・・・と勝手に結論づけていたんですが、今回七番を聴いてる
ときはちっとも眠くなりませんでした。
きっと事前に何度も曲を聞いていったことが影響しているのに違いありません。
いやほんと、好きな曲に集中できたあのひとときは、すっごく楽しかった。
クラシックを楽しむためには、事前の下準備が必須なんだな、ということを学びました。
次はベートーヴェンの五番を聴きに行きたいな~。
できれば1階か2階の良席で、思いきりババババーンと音を浴びてみたいです。

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